(私の)平成ネット史

1/2-3日に、NHKで『平成ネット史(仮)』という、日本のネット文化史をまとめる趣旨の番組がありました。日本におけるインターネット史の起点を1995年Windows95の登場と置いて、2006年くらいまでのネット文化を夜の世界、その後のネット文化を昼の世界、という具合に認識しているのが印象的でした。パソコン通信時代のアングラオタク世界の延長線上のネット文化で、電話料金を気にしながら主に夜の時間…

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2018年面白かった書籍・映画、役に立った書籍ベスト

今年は年間読書数が50冊を越えました(例年は28-35冊前後、多い年で40冊くらい)。大学時代以来です(などと思って調べたら、社会人1年目は47冊、2年目は53冊読んでいました(※2018年は最終的に60冊を越えた)。当時は片道2時間通勤でしたから結構読めていたようです。3年目に30冊となり、以後例年ペースです)。31年ぶりに卒論のテーマと重なる書籍を重点的に読むことになり、この点では例年にない…

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最近(2018年秋)読んだ漢・ササン朝・ローマ帝国の論説・書籍など

書籍はあまりありません。論説や一部を読んだものです。 1.ペルペトゥアの殉教録 8月に『ペルペトゥアの殉教-ローマ帝国に生きた若き女性の死とその記憶』ジョイス・ソールズベリ著(原著1997年)が出版されましたが、まだ読んでません。たぶんペルペトゥアの殉教録を中心とした、3世紀初頭の属州アフリカの社会像に迫る内容なのだと思うのですが、ペルペトゥアの殉教録そのものを読みたいと思っている段階だった…

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最近読んだ歴史学方法論の論説(10) 長井千秋著 遅塚忠躬『史学概論』の書評、言語論的転回、社会構築論の論説

言語論的転回(に表象されるテーマ)について、文書史料の多い西欧近代や日本以外の分野の研究者がどう考えているのかに興味がありました。近世中国史は岸本美緒氏が発言していますが、やはり史料の多い近世史です。それ以外の分野だと、桃木至朗氏の見解がご本人のブログに掲載されているくらいです)。 長井千秋氏の論説を読みました。今回読んだのは、以下の3点です。 書評 遅塚忠躬『史学概論』(唐宋変革研究通訊 …

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漢代都城遺跡便覧書『秦漢城邑考古学研究』(2013年、中国社会科学出版社)

※トルコアマゾンがオープンしていたのを発見しました。トルコの商品はドイツアマゾンで購入できるものもわりとありましたが、やはり本国にあると便利そうです。 ずっとこういう本を求めていました。これまで日本で入手し易い書籍としては、愛宕元著『中国の城郭都市―殷周から明清まで』(中公新書、1991年)しかありませんでした。この新書はコンパクトながら、中国歴代の都城遺構が網羅的に掲載されていて、基本情報を…

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淘宝・京東・中国アマゾンでの書籍の購入

 久しぶりに中国書籍を購入しようとしたところ、いくつか発見があり、今回遅ればせながら中国の大手ネットショップサイトを試して見ました。色々わかったことがありますが、どうやら中国アマゾンでは、アマゾン本体に在庫がない書籍=一般書店が出品しているものは、ほぼ海外発送されない、ということが指摘できそうです。今回欲しかったのは、中国アマゾンでは、一般書店の出品しかなく、それらは海外発送を行っていないため、…

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最近読んだ歴史学方法論書籍(9) 遅塚忠躬『史学概論』

あまり推敲している時間はないので、だらだらした長文となってしまいました。 分厚く重い書籍であるため持ち歩くことはできず、ずっと敬遠していましたが、読み始めてみると、驚くほど読みやすい文章で、実質2日で読了してしまいました。2013年頃に図書館で言語論的転回、特に野家啓一氏との論争の部分だけ読んだ時、小難しい議論で時間のかかる本だとの印象を持ってしまいました。今年春も、『歴史・文化・表象――アナ…

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世界各地の【天空の村】

天空の村という形容がふさわしい場所の紹介です。 1.イタリア チヴィタ・ディ・バーニョレッジョ  最初は有名どころ。ローマの北約100kmの山中。写真は、こちらのサイトイタリア旅行専門店ラーナツアーツのサイトから拝借。 2.アマディエ(アメディ) シリア北部クルディスタン。トルコ国境南15kmほど(Google Map)。左の画像はck@cngzkyncさんのツイッターから(こち…

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複数(5台くらい)のタブレットでの読書スタイルの未来 ~消費型コンテンツだけでなく、蓄積型コンテンツ(学術書等)も~

 今回も今更な内容ですが、そろそろ学術書も電子出版化を希望したい、という話です。  これまでは、電子書籍に抵抗がありました。タブレットもPCの補助機という位置づけでした。しかし今年に入り、10インチの格安タブレット(Dragon Touch X10)を利用してみて、遂に考えが変わりました。全面的に書籍が電子書籍に置き換わるとは思えませんし、個人的にも全部を置き換えるつもりもありませんが、今後の…

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グローバル時代のWikipedia世界史記事利用作法

 今更のような記事ですが、書いてみました。こんなことは誰でも普通にやっていると思うのですが、一応中学生や高校生等の初心者向けに書いています。とはいえ、必要そうな方々にこの記事が届くとはとても思えませんが、、、そもそもこのような文字だらけの長文の文章が読まれるとは思えないのですが、一応書きました。  インターネットには信頼できない情報があふれています。学術の場では、Wikipediaはゴミだと思…

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