最近読んだ古代オリエント四大国鼎立時代本『ミケーネ文明 ー古代ギリシアの原像』『ウガリトと旧約聖書』

紀元前2千年紀後半の時代のオリエントの四大大国(ヒッタイト、エジプト、ミッタニ/アッシリア、バビロニア)鼎立時代の周辺諸地域を扱った書籍です。 (1)周防芳幸著『ミケーネ文明 ー古代ギリシアの原像』(岩波書店、2026年) 本書は読み物的な内容ではなく、教科書的な内容の概説書です。本文は170ページほどしかない小著ですが、学術的なミケーネ研究史と研究結果がバランスよく記載されており、…

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最近読んだ17、18世紀のオスマン朝本『第二のオスマン帝国』『宗教がひしめきあう都市に生きる』『物語イスタンブールの歴史』など + 選挙の話 ver1.1

このところ、配信で購入した映画を見忘れて期限終了となってしまうことが続いています。一気に視聴している時間がなかなかとれないため、通常は前半後半2日にわけて視聴しているのですが、直近の例では、親をいつもより早めに22時前に寝かしつけて2時間確保、シャワーを浴びお茶菓子を用意して「さあ見るぞ」と席について再生しようとしたところ、既に終了していました。ということになってしまい、ひさびさに確保できたまと…

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最近読んだインド本:『古代インド社会の研究』『ソシュールとインド』『インド残酷物語』

(1)山崎元一著『古代インド社会の研究』 刀水書房、1986年 いつか読もうと思っていた古代インド生活本、このところ読書習慣化したインド本の流れで、ようやく本腰を入れて読む気になりました。以前杉並に住んでいた頃図書館でざっと目を通したことがあり、内容についてだいたいのイメージは把握していたのですが、当時は古代インド学のことなどほとんど何も知らない段階だったため、「これしか史料がないのか…

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最近読んだインド哲学史本2 

このところインド本率が増えてます。行ったこともなく、当面旅行にもいきそうもなく、インド映画ファンというわけでもないのに。昔少し仕事でかかわった程度で親しいインド人がいたというわけでもないのに。しかもこれまで読んできたインド関係本(歴史のみならず現代インドを扱ったものや小説を含めれば)は、ざっとあげてみても30冊以上、一部参照しているだけの資料本として所有している書籍も20冊以上と結構あり、自分の…

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最近見つけた書籍(2025年11月)

最近見つけた本たちです。 (1)『ホモ・サピエンス30万年、栄光と破滅の物語 人類帝国衰亡史』2025/9/17 ヘンリー・ジー 著、ダイヤモンド社 書店でチラ見しただけなので、あくまで印象ですが、人類が、少子化や気候変動、感染症などで滅亡の危機にある、という認識のもと、これまでの人類の来し方を俯瞰し、現在の危機を整理し、今後滅亡を免れるための方法を考えよう、というジャーナリスティックな…

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最近読んだインド哲学史本

 9月に出た根津由喜夫著『ビザンツ文人伝』を少しづつ読んでます。文人伝というと、特殊な文学者ばかりが登場するのかと思っていたのですが(そういうところもありますが)、かなり違った部分もある本です。私は近代社会における会社員階層に相当するような前近代社会における下級役人とか、市井の人々の生活が好物なのですが、この条件にかなり近い人々が登場していています。分厚い本なので、当初は購入だけしてチラ見してお…

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最近購入した史料書籍など(2025年9月)

「最近購入した史料書籍など(2024年4月)」以降の差分です。最近というのは昨年5月以降という意味です。マイナーなものばかりです。 ①『 アショーカ王伝 (ちくま学芸文庫サ-53-2)』( 2024年10月、定方晟 訳、筑摩書房)  今回の記事の購入した書籍の中で唯一完読したもの。理由は薄いから。『阿育王伝』という古代インド由来の漢籍著作があることは知っていましたが、日本語訳があるとは知…

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【日常生活史本】『中世の生活文化誌ーカロリング期の生活世界―』(ピエール・リシェ著、 ‎ 東洋館出版社、1992年)

最近読んだ『中世イングランドの日常生活: 生活必需品から食事、医療、仕事、治安まで』(2022年、トニ・マウント著、原書房)が中世後期、というかほぼ末期を扱っているということで、予想されていたこととはいえ、やはり前期(初期)中世の日常生活本はないのか、とすこし探してみたところ、あっさり見つかったため、読んで見ました。原著『La Vie quotidienne dans l'empire caro…

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2025年4~5月に読んだ書籍

いつも書いている書籍紹介記事は、主に販促目的のために、必要があると思ったり、書きたい言葉が浮かんでくるものだけを書いています。それと異なり今回の記事は、お奨めしないもの(はあまりないが)も含めて、4月と5月に読んだ本だけを全部列挙した日記的なものです。4月と5月は、冊数を稼ぐ読み方をした場合、ひと月に何冊読めるのかを測定するために読んだものです。結果、いくつか(個人的にしか有用ではない)知見が得…

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最近読んだ進化心理学関連の書籍:『心の先史時代』/『 文化がヒトを進化させた』/『言語の本質』など

最近読んだ進化心理学関係の本です。 『心の先史時代』スティーブ・ミズン著、青土社、1998年『 文化がヒトを進化させた―人類の繁栄と〈文化-遺伝子革命〉』 2019年、ジョセフ・ヘンリック著、白揚社、『言語の本質 ーことばはどう生れ進化したか』、今井むつみ、秋田喜美、2023年、中公新書、『NEXUS 情報の人類史 上: 人間のネットワーク』、ユヴァル・ノア・ハラリ、河出書房新社、2025年、…

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