2025年1~6月に読んだ秦漢関連の歴史学のPDFや書籍 ver1.05

最初は昨年中に『建築知識』『中国の服飾史入門』『岳麓書院蔵秦簡』の三冊で感想を書こうと思っていたのですが、なんとな~く書きづらく、うまく書き出しのとっかかりが思い浮かばないうちに同じ分野の新刊が次々に登場してしまい、更に遅れることになって今に至りました。 〇『建築知識 2024年7月号 新石器・古代王朝から清朝まで』(2024年6月、株式会社エクスナレッジ)〇『中国の服飾史入門 古代から近現代…

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『後漢書』日本語訳第二巻 本紀二:感想 ver1.1

ずっと読みたいと思っていたわりになかなか手をつけられなかった後漢書、漸く日本語版文庫本一巻分を読むことができました。なかなか手がでなかった理由は、テーマが絞られていてある程度物語り的な叙述展開となる列伝と異なり、本紀は典型的な年代記であり、簡潔過ぎる短文で事項の羅列がえんえんと続くものが殆どだからです。これまで史料として部分部分を参照することはあっても、あまり通読する気にはならなかったわけです※…

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柿沼 陽平 著『古代中国の24時間-秦漢時代の衣食住から性愛まで 』(中公新書 2669)の感想・紹介 ver1.1

※11/30ようやく公開されましたが、最近のアマゾンレビュー厳格化の案内でもあるため、記事は維持します。また、最近のチェック厳格化の背景について、一部推測も入りますが、アマゾン社からの回答から最近実施されている処理について追記しました。 11月22日1時頃に投稿したアマゾンレビューが未だに公開されません。23日に投稿した他の人のレビューは24日に公開されているし、私の他の書籍に関するレビューも…

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後漢 王充『論衡』 宣漢篇 参考日本語訳 後半

前回までご紹介した、最盛期ローマの統治を称揚するアリステイデス『ローマ頌詞』に対置できる、最盛期後漢王朝の頌詞、王充の『宣漢篇』の参考訳後半です。翻訳に用いた書籍は、陳蒲清校訂『論衡』(古典名著普及文庫、岳麓書社、2006年湖南省長沙)p249-252です。 --------------------------------------------------------------------…

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後漢 王充『論衡』 宣漢篇 参考日本語訳 前半 (アリステイデス『ローマ頌詞』に比肩しうる漢王朝の頌詞)

前回までご紹介した、最盛期ローマの統治を称揚するアリステイデス『ローマ頌詞』に対置できる、最盛期後漢王朝の頌詞、王充の『宣漢篇』の参考訳です(関連記事 「アイリステイデス『ローマ頌詞』と王充『宣漢篇』の全体の構成」)。翻訳に用いた書籍は、陳蒲清校訂『論衡』(古典名著普及文庫、岳麓書社、2006年湖南省長沙)p249-252を用いました(形式的には頌詞ではなく、評論なのですが、内容的には頌詞といえ…

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漢代都城遺跡便覧書『秦漢城邑考古学研究』(2013年、中国社会科学出版社)

※トルコアマゾンがオープンしていたのを発見しました。トルコの商品はドイツアマゾンで購入できるものもわりとありましたが、やはり本国にあると便利そうです。 ずっとこういう本を求めていました。これまで日本で入手し易い書籍としては、愛宕元著『中国の城郭都市―殷周から明清まで』(中公新書、1991年)しかありませんでした。この新書はコンパクトながら、中国歴代の都城遺構が網羅的に掲載されていて、基本情報を…

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ベトナムにある漢代交趾郡県城遺跡ルイロウ遺跡(ルンケー城)の発掘調査書籍

 現ベトナム・ハノイ郊外バクニン県にある漢代の県城遺跡のルンケー城(ルイロウ城)(こちら)。2007年11月に訪問しているのですが、遺跡情報や発掘情報があまりなく、残念に思っていたのですが、いつの間にか日本語の詳細な発掘調査書籍が出版されていました。 『交趾郡治・ル イロウ遺跡II-2014-15年度-発掘調査からみた紅河デルタの古代都市像』(フジデンシ出版; 初版 (2017/3/30)…

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Wikipediaに掲載されている中国とアラブの歴史ドラマ一覧表 ver2

 前回、二年ぶりのIMDbの歴史映画チェックを行い、ここ2年間程の新作映画をチェックできましたが、IMDbではテレビドラマのチェックまではしておりません。中国とアラブ圏以外は、だいたい歴史作品は映画だからです。中国の歴史ドラマもIMDbに掲載されているかも知れませんが、IMDbはラテン文字でしか登録できないので、中国だけでしか放映されていない作品はピンインで登録されてしまい、非常にわかりにくくな…

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中国版Google Streetでみる漢代山陽城遺跡の写真

 以前、中国河南省の焦作という街にいったときに、市街地図に「漢代山陽古城」という地点が示されていたので、地図上の、そこらしき場所に行ってみたのですが、遺跡は見つからなかったことがあります。恐らく、ランドマークとなるほどの遺跡はなく、発掘後、埋め立てられるような規模の遺跡だと思い、探しもしないで引き返してしまったことがあります。  しかし、最近2007年出版、全402ページオールカラーの河南…

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書籍雑誌「中国重要考古発現」

「中国重要考古発現」という書籍雑誌を見つけました。毎年出ているらしく、その年の、中国の重要な考古学上の発見について、A4版で、全頁カラーで紹介している書籍です。「書籍雑誌」と書いたのは、書籍というより、美術展のガイドブックのような体裁であるため、そのように記載しました。内容は、石器時代から元代くらいまでの発見を、約40種類、短いもので3ページ、長いもので10ページ、平均だいたい5ページほどで紹介…

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